七輪は一度でも使用すると、かなり汚れてしまいます。
特に焼肉、焼鳥、秋刀魚など脂の落ちる食材を焼くと強烈に汚れます。
しかし、その汚れをいちいち気にせず使えるところが、七輪のよいところなのです。
一度だけ使用した「お外で七輪」と「焼鳥秋刀魚七輪」
大した油ものを焼いたわけではありませんが、この程度は汚れてしまいます。
さらに強烈な焼肉をすると
一度の使用でも油汚れで真っ黒になります。
割り箸でこすり落とすと多少綺麗になりますが、あまり意味もなく? 気にせずこのまま使う方がよいと思います。
しかし、1000回使っても・・・
この七輪は1000回以上も使用しています。一番上の写真と同じ「お外で七輪」です。
切り出し七輪は大切に使えばかなり強いので、汚れを気にせず使い込んでいただきたいです。
この七輪の詳細はこちら※油の出る食材を焼いていません。
←摩耗により七輪の凸部分が削れ、
底の火皿受けの段はほぼなくなってしまいました。
七輪は美術工芸品ではありません
時折、お客様から、まだ使用していない七輪の 「塗装が剥がれた!」 「キズついた!」 「色むらがある!」
使用すると「ひび割れができた」「熱で金物が変形した」などのお問い合わせをいただきます。
しかし、七輪は一度使うだけでこの通り! 長期使用すると上の七輪のように見た目はボロボロになってきます。
切り出し七輪は伝統的な工芸品ですが、生活雑器であって美術工芸品や飾り物ではありません。
汚れを気にせず、末永く使い込んでいただきたいと思います。
←七輪って こんなものです!
使い込んだ「焼鳥秋刀魚七輪」と「七輪台」
空気口の金物だけを取り換えて、ピカピカ!です(笑)
焼肉店の七輪
側面まで真っ黒ですが、不思議に 汚い! と言われることがありません。
多くの焼肉店でだいたいこんな感じです。
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