床に埋め込むタイプの本格的な囲炉裏です。囲炉裏テーブルの天板（上部）としてもご使用いただけます。
囲炉裏本舗 販売・詳細はこちらから
お問い合わせ 06-6675-5392 nagata@fnw.gr.jp �蠅舛蹐蝓…硬帖覆覆�た）まで
框（かまち）→ 木製の外わくのことです。囲炉裏の枠、炉縁とも。
鉄炉（鉄炉） → 黒色の鉄オケのことです。
オーダー囲炉裏 框+鉄炉+フタ ３点セット 施工方法、仕様詳細は下記にございます
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
タモ無垢材 ※詳細は下記を
たて（外寸）×よこ（外寸） 自由サイズオーダー
夏季など囲炉裏を使用しない時のためにフタがあります
◆規格部分（この部分は規格品につきサイズ変更できません）
囲炉裏框： タモ無垢材・無塗装 幅/160mm（フタのかかり１mmを含む） 厚み/55mm
フ タ： 厚み：20mm 框のサイズにより、２枚または４枚となります。
鉄 炉： 黒色耐熱焼付け塗装（仕様詳細はこちら） 空気口の有無を選択してください
◆ご注文方法、製作期間など
ご注文方法： 電話、FAX、メールにてご連絡ください。後にご入金のご案内、寸法確認図をお送りいたします。
TEL 06-6675-5392 FAX06-6675-5492 nagata@fnw.gr.jp �蠅舛蹐蝓…硬弔泙�
お支払い ： 製作前にご入金いただきます。
製作期間 ： ご入金後、３週間ほどでお届けいたします。
キャンセル： オーダー品につきキャンセルやサイズ変更はできません。
ご了承ください
※天然木を使用しますので、木目、色合いに個体差があり、様々です。
※框は会津接ぎ、フタは蟻桟で歪みを抑えますが、無垢材のため経年変化（伸縮・歪み）により、ひび割れや狂いが生じます。
◆施工方法
床穴に鉄炉を落とし置き、上に框を置くだけで、とても簡単です。
床下にブロック積みをする必要もありません。
施工が簡単なので余分なコストがかからず、何かの時に撤去も簡単です。
囲炉裏が不要な時は、框をはずし、コンパネを敷いてフローリングや畳を敷くこともできます。
1） 床下地に穴をあけます
写真はブロック積みしていますが、床構造に問題なければむしろ何も無い方がよいです。
障害となる大引きや束がなければどこにでも設置できます。
2） 鉄炉を落とし込みます
鉄炉周囲の耳30mmのうち、周囲10mmほどを下地にかけます。
灰が入ると相当な重量となり、地震でもなければ動くことはなく、ビス止めは特に必要ありません。
框と鉄炉の面を合わせるため、動く方が便利なこともあります。
写真は1600×800の大きな鉄炉のため、2分割しネジ止めしています。
3） 框を重ね置きます
框も特に止める必要はなく、取り外しできる方が便利です。
横ずれはフローリングや畳みを付合わせることで止まります。
▼本来ブロック積みは不要です。
◆タモの無垢材 −−−−−−−−北海道広葉樹
框、フタ共に北海道広葉樹のタモ無垢材を使用しています。
タモは野球のバットに使われるほど堅く狂いの少ない堅い広葉樹で、高級テーブルの天板など、様々な家具材として使われます。
タモはスギやヒノキのような針葉樹と異なり、すぐに凹みのできるような柔らかい木ではありません。
框は踏んだり、食器を落としたり、とてもキズつきやすい場所にあるので、堅さが必要なのです。
今でこそ材料不足、価格高騰のため、針葉樹で代用されることも多いですが、框には昔から堅木広葉樹が使われてきました。
また、炭火で加熱されるので、特に狂いが少なく強固な接合が必要です。
多くの場合、接合部が狂い、ズレが生じて安っぽく見えてしまうのですが、タモを会津継ぎすることで、大変強固な構造となり、
若干の狂いやひび割れが起こるものの、年月が経つほどに味わい深い表情になります。
▼オスモカラー（オイル）で塗装したタモです。塗装すると特有の木目が際立ちます。
塗装色により雰囲気がだいぶ異なります。
※天然木のため木目や色合いに個体差があります。
※無垢材のため、ひび割れや歪みが起こります。
オスモカラーは浸透性のあるオイル系塗装のため、ウレタン塗装などのような木の呼吸を止めてしまう
塗装と異なり、木は湿気や乾燥を受け入れて、狂いや多少のひび割れをおこします。
ただそれは、昔からある囲炉裏と同様に、かえって味わい深いものだと思いますので、
できれば呼吸を止めず、触った時に木肌を感じるオイル系塗装をおすすめします。
◆会津接ぎ あいづつぎ −−−−−−−−最強の接合方法
炉縁の幅：160mm 厚み：55mmに限定しています。
囲炉裏框の接合は４角全て会津接ぎとしています。
この接ぎ方は、加工が大変難しいので一般的に行なわれることはありません。職人技の冴える接ぎ手です。
会津接ぎは福島県会津地方特有のもので、江戸時代以前より用いられているものです。
古来の手法を基本にして、より完成度を高めた仕上げとしており、様々な方向への伸縮、歪みに耐え、
長い年月を経ても一般的な留め継ぎ（斜め切り）のように、大きな隙間やズレが起こりません。
※古来からの接ぎですが名称が不明なので「会津地方」に敬意を表して「会津接ぎ」と命名させていただきました。
※「留め」と「相欠き」が合体しているので、「留め相：とめあい」という説もあるようです。
框の幅：160mm 厚み：55mm
裏面は鉄炉の厚み分３mmの凹みがあります
◆フ タ
タモ無垢材 厚み：20mm 無塗装です
フタを受ける框の溝を曲面で仕上げて、灰の汚れを掃除しやすいように工夫しています。
そのためフタの下側も曲面で仕上げています。
フタは框の大きさにより２分割、４分割となります。
フタの幅が広い場合、無垢の板を継ぎ（はぎ）で作ります。
フタの裏側です。蟻桟を２本入れます。
フタは必ず反りが出ますので蟻桟を入れて補強しています。
フタに溝を掘り、桜の木の蟻桟を横から叩き込んでいます。
※反りによりフタと蟻桟の間に必ず隙間ができます。無垢材の反りの力は大変なもので、蟻桟で完全に止るものではありませんが、ある程度防げます。
フタ取るための指穴です。指がかかりやすいよう裏側は大きく削ってあります。
◆空気口 加熱対策に！
鉄炉に空気口を設けることもできます。
右：空気口あり
鉄炉側面を上がってきた熱い空気は絶えずこの空気口から出て冷却されます。
空気口があると鉄炉の底・側面の加熱された空気が、下から上方向に抜けて、鉄炉に近い材料の加熱を防ぐことができます。
空気は絶えず動きますので、断熱材のように蓄熱しません。
特に小さい囲炉裏で炭火と鉄炉の距離が短く、鉄炉が高温になりやすい場合は、空気口が有効です。
←このように段差のある囲炉裏は下部がふさがれていることが多く、熱気がこもりやすいので空気口が有効です。
ご注意！
１階床下に設けられた囲炉裏は、空気口があると室内に冷気が入り、寒くなってしまうことがありますので、
特に断熱の必要性がなければ空気口無しがおすすめです。
床下換気口からの空気循環があるので、鉄炉周辺の加熱も少ないと思われます。
また、害虫の侵入も考えられます。
家具職人 林田 章
木製部分の加工をしていただいている、アルブルの家具職人「林田 章」さんです。
会津接ぎはとても難しいので、他の職人さんには任せず、専属で行なっていただいています。
当店の囲炉裏は全て林田さんによる製作です。
◆製作：（有）アルブル
arbre木工教室も運営されています
◆材木仕入：大宝木材株式会社
北海道広葉樹の老舗、材木問屋さんです。（有）アルブルを共同経営
◆鉄 炉
詳細は「鉄炉オーダーのページ」をご覧ください。こちらのセット品と同仕様です。
鉄炉オーダーのページ
鉄炉のみオーダーいただけます
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
囲炉裏本舗 販売・詳細はこちらから
◆ご注文/お問い合わせ ＴＥＬ ０６−６６７５−５３９２ 月〜金/9:00〜 日/14:00〜 土・祝/定休日
★囲炉裏と火鉢道具の目次へ
