2015年04月01日

備長炭の航空機輸送(海外発送ステッカー)について 

2025.11月 更新 

〇紀州備長炭(白炭)

〇能勢菊炭
(黒炭)


この2種類の木炭のみ海外発送、航空機への持ち込みが可能です。


これは国連勧告(国際連合危険物輸送勧告)によるもので、国内線も国際線も同様に国連勧告に準じています。

この大小いづれかのステッカーのある紀州備長炭は、国内線・国際線共に搭載できます。
(2025年からステッカーがこの2種類になりました。どちらも有効です。)

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紀州備長炭用ステッカー











〇ご自身での機内持ち込み、発送、共に可能です。
〇海外発送は、EMS、FedEx、JAL CARGO、さんで認知されています。他社さんはご確認ください。
〇国内発送も北海道・沖縄方面へは航空機に搭載されることが多いので、運送会社さんにご確認ください。



和歌山県木炭協同組合が発行
このステッカーは紀州備長炭の販売者なら誰にでも発行されるものではなく、和歌山県木炭協同組合の承認を受け、本物の紀州備長炭のみ扱うと信頼された業者だけに添付が認められています。そのため本物か否かを見極める手段ともなります。
※添付がないと偽物という意味ではありません。

ご注意!
このステッカーは日本語対応で「国内航空輸送可」「航空法関連規則の危険物に該当しない」との表記となっており、海外の空港で通用するか?かなり疑問です。
そのため、海外の空港からさらに航空機に搭載するのは困難かもしれません。
※実際のところ危険物の規定に国内線と国際線の区別はなく、共に搭載可能なのですが、世界中には認知されていないということです。


木炭が搭載できない理由は?

衣類や紙類はライターで簡単に着火するのに対し、一般的な木炭への着火は困難です。
少々ライターで炙ったところで着火するようなものではありません。
そのため、木炭生産者でさえ疑問に思っておられる方が多数おられるようです。
では何故搭載できないのかと言いますと、木炭には木炭粉が含まれ、また振動や摩擦により木炭粉が生まれることもあります。
木炭粉は同様に搭載不可(禁制品)となっているトナーカートリッジと類似する成分で、粉塵化する恐れがあり、粉塵爆発の要因の一つとなり得ます。
また、木炭粉は爆薬の原料とすることもでき、視覚的にも爆薬とまぎらわしいものであります。
しかも、一般的な天然の木炭に可燃性溶剤や薬剤を加えて、マッチ一本で簡単に着火できるようにしたものもあり、それらの危険物と肉眼では区別がつきにくいという理由もあると思います。
そのため木炭は国連勧告で禁制品として指定されているのです。
疑問に思うこともありますが、航空機事故やテロを防止する上で仕方のない規制かと思います。



何故、紀州備長炭と能勢菊炭が認定されている?
その理由は紀州備長炭の生産・流通が、和歌山県や和歌山県木炭協同組合などにより組織化され、様々な規定が設けられているためです。能勢菊炭も同様に認定範囲が明確なのです。
土佐備長炭や日向備長炭もおおよそ同質の木炭ですから、品質的に安全基準をクリアできると思われますが、許可申請されない一つの理由として、産地での生産者の組織化がなく、誰が使えて使えないのかの認定範囲や、その備長炭の定義などが定まらないということがあります。






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Posted by field5392 at 10:21│