火起し器を使うと塗装が剥がれ 変色します。
火起し器をはじめてご使用になるお客様から、
新品なのに 「塗装の一部が
剥がれている」 「塗装に
ムラがある」とご指摘をいただくことがあるのですが、
火起し器で一度でも炭火着火を行うと塗料が燃えてなくなり、金属も変色し、サビが発生してきます。
そもそもこの火起し器とはそのようなものですから、それなりに作られています。
メーカーサイドも塗装はサビ止め程度との認識なので、完成度の高い塗装を行っておりません。
また、完全な塗装を行うことの意味もなく、コスト高につながることも確かです。
※耐熱塗装もありますが、せいぜい600度くらいが限界なので、炭火の温度にはまったく耐えられないのです。メッキも同様に高温になると剥がれてしまいます。
▼新品の火起し器
よく見ると塗装の一部分が剥がれていたりムラがあります。
この黒色塗装はご使用になるまでの
サビ止め+意匠として塗られています。
▼一度だけ使用した火起し器
塗装が焼けて剥がれ落ち、金属が変色します。数回の使用で完全に塗装がなくなり、サビが発生します。
▼数百回使用した火起し器
底の鋳物が変形して盛り上がり、割れてしまいますが、価格を考えるととてもコストパフォーマンスの高い品だと思います。
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