火鉢のアスベストにご注意を!
古い火鉢や囲炉裏の灰の中から、アスベスト(石綿)がでてくることがよくあります。
昨年(2012年)も私共のお客様で2件、アスベストを発見されていますので、まだまだ日本に眠っている火鉢や囲炉裏からアスベストが出てくると思われます。
アスベストの有害性は最近になり発覚したことですから、昔はカイロ、アンカ、コタツ、火鉢などの断熱材として一般的に使われていました。
アスベストは白くて美しく、何より捨てるのはもったいない!との気持ちから、
使わなくなったアンカなどから、わざわざ取り出して火鉢の灰の中に入れることも多かったようです。
そういえば小中学校の理科の実験でもアスベスト(石綿)を普通に使っていました。
白い繊維状のものがあれば、アスベストの可能性大
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古い火鉢から出てきたアスベスト
アスベストは白い繊維状で、灰より美しく見えることもあり、装飾としてに火鉢一面に敷き詰めることもあったようです。
木炭の黒色とのコントラストが美しいのです。
古い火鉢や囲炉裏を使用される時は、必ず灰の中を調べてみてください。
アスベストがでてきたら、絶対に使用せず適正な処分を行ってください。
わずかでも呼吸により吸い込むことのないよう、十分ご注意ください。
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Posted by field5392 at 15:26│
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