2013年04月23日

灰を混ぜてもよいか?

 
各種、囲炉裏の灰を混ぜてもよいか?
まず、ほとんどの場合、混ぜない方がよいのです。



木灰 と セラミック灰 を混ぜると?
どちらの長所もなくなります。
×見た目がまだらで美しさに欠けます。
×美しい模様を描ける木灰が描けなくなります。
×魚串が中途半端に立たなくなる。
×せっかく手を汚さないセラミック灰が汚れる灰になります。


木灰 と 他の灰 を混ぜると?
良質な木灰は何と混ぜても、まずよくなることはありません。
見た目の美しさ、性能も劣ることとなります。
特殊な用途でなく一般的な囲炉裏・火鉢の灰として用いる場合、藁灰やモミガラ、草木の灰など、何を混ぜてもよくなることはありません。


木灰 と 木灰 を混ぜると?
良質な木灰同士は混ぜてもかまいません。
例えば、ナラ木灰とクヌギ木灰など、良質な木灰であれば混ぜても、色彩が中和されるくらいで問題ありません。
ただ、サラサラ感、モロモロ感、など質感が異なるものは、やはり中和されてしまいます。


土・砂利を混ぜると最悪
土や砂利には、断熱効果がなく、炭火の熱をどんどん奪い取ってしまいます。
囲炉裏に入れる木灰が足りないからといって、土や砂利を混ぜると分離もできなくなります。
土や砂利をかさ上げとして使用する場合、耐火性のある板で仕切る方が無難です。
例外として
火元(中央部)は木灰として、周囲に魚串を立てるための砂利を入れるという方法があります。
完全に分離されていれば問題なく、魚を焼くための業務用の囲炉裏などに用いる方法です。




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Posted by field5392 at 13:50│TrackBack(0)

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