○空焚きは破損の原因となります。
○長期間使用しない時は、水を捨て内部を乾燥させてください。
○炭火と接触する部分の塗装は剥がれてきますが、ステンレス(SUS304)のため問題ありません。
1 酒燗器内の二本線あたりまで水を入れます。
水量は使用する徳利などにより調整してください。※入れすぎると徳利を入れた時にあふれます。
←角度により線が見えにくいことがあります
2 酒燗器をパイプ側に傾け、パイプ内に水を入れます。
さらにパイプをゆっくり左右にふると空気が抜けやすくなります。
水が入っていないとパイプが空焚きになり、湯が沸きにくくなります。また破損の原因になります。
3 酒燗器を水平、またはパイプ側が少し下がるように置きます。
※パイプ側が高くなると熱せられた湯が循環せず止まってしまいます。
パイプを五徳の上に重ね、炭火と接触しやすい位置に置きます。
パイプが五徳の下にきてもかまいませんが、なるべく炭火と接触しやすいようにしてください。
左:真鍮三ツ爪五徳 右:及源鋳造の五徳(小)
4パイプの丸くなったところに炭火を置きます。
パイプと炭火の接触が多いほど早く湯が沸きます。
5酒燗器内部を見て、上側のパイプ穴から湯が出てきていることを確認してください。
加熱により水の波紋(動き)がはっきり見えます。
※もし水の波紋(動き)がなければ、パイプに空気が入っているか、パイプの位置が高いことが考えられます。
湯沸しにかかる時間
熱燗に必要な50〜60度に達するには、多くの場合1時間ほどかかります。
※炭火の量により時間が大きく異なり、高火力ですと30分ほどで50度を超えます。
最高温度は90度ほどになります。
お急ぎの場合や店舗では、最初からお湯を入れて炭火で保温してください。
急いで沸かしたい時は写真のように鉄瓶と併用してください。
酒燗器に1/3ほどの水を入れ、残りは鉄瓶の湯を追加します。
音にご注意ください
定期的に ゴボゴボ♪ ゴボゴボ♪
十分に加熱しパイプ内が沸騰すると、パイプから本体に泡が吹き出してゴボゴボと音がなりますが、これは正常な状態です。
突発的に パコン! カーン!(金属音)
これはパイプ内に空気が入っている時の音で、突発的に本体に泡が吹き出し、大きな金属音が鳴ります。
この状態ではなかなか湯が沸きませんので、水を捨て、2の手順で再度パイプ内に水が入るよう入れ直してください。
また、この状態はパイプ部分が空焚きになっていますので、パイプの破損につながります。
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