2010年08月30日

耳下腺腫瘍 手術体験談-後編

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手術体験談---------------------------------------------------------------------------------

私の入院先はこちら
大阪府立急性期・総合医療センター(旧大阪府立病院)
大阪では旧名の府立病院で知られている大きな病院です。
幸い私の家から近く、父親や親戚も入院したことがあり、昔から馴染みのある病院です。


8/11
入院
朝10時から入院。早すぎるのですが、たぶん病院の都合でしょう。
昼・夕食をいただいて就寝。といっても普段の時間にならないと眠れないので、ずっとテレビ。幸いに個室なので深夜でもOK。
明日11:30から手術の予定なので、夕食後は何も食べず、水は朝5時まで飲んでOKとのこと。
全身麻酔のため、便をできるだけ出しておいた方がよいらしく、下剤を飲んで就寝。


8/12 手術日
手術直前の準備
手術前なのでこの日は食事なし。水も6時間ほど前からダメ。
手術の3時間ほど前から点滴開始。この点滴は水分補給なので薬は入っていないとのこと。
看護士の方が、便は出ましたか?とお尋ね。全部は出ていないと思うというと、浣腸しますので出し切ってくださいと・・トイレへ向かう。
全身麻酔なので便が多く残っていると手術中に出てしまうようです。
1時間前に上半身のみ水色の不織布のような、使い捨ての手術着に着替えます。
下は普通に、パンツとパジャマを履いたまま待機。

11:45 手術開始
予定より少し遅れて手術室へ。看護士の方と共に歩いて点滴のガラガラを押しながら手術室へ向かう。
手術のフロア3Fへ行くと廊下の左右に手術室がいっぱいあって、手術中の看板が10部屋以上も点灯しています。
多くの部屋で同時に手術が行われているようです。
ここへ来るとさすがに緊張してきます。
手術室へ入るとなんやらにぎやかなロック、ポップス系の音楽が聞こえます。
ドクターも看護婦さんも皆さん若いです。5、6人に囲まれて中央の歯医者さんのイスのようなベッド横たわります。
看護婦さんに、音楽ウルサイですか?と聞かれたので。ぜんぜん大丈夫ですと返答すると。ニッコリ。
クラシックのような神妙な音楽より、ノリがよくて気が楽です。
手術中ずっと音楽がかかっているのか?不明なので、次回の通院時に聞いてみます。
手術室に入って3分ほどで右腕に血圧計が付られ、すぐに左腕の点滴から麻酔薬が入れられます。
「入れますよ〜」と言われると同時に、目の前がボーッと、眠る瞬間のような気持ちよさが5秒ほど続き・・・・・・「終わりましたよ〜」手術終了。 その間5秒もないような感覚です。これにはビックリ!です。

(全身麻酔も心配ありません)
麻酔専門のドクターが常に監視を続けてくれます。
よく、麻酔から覚める時に、悪夢を見るとか、わけのわからないことを話すとか、そういったことを聞きます。
実際に私の叔父が心臓の手術をした時に、すごい悪夢を見たといいますので事実かと思います。
しかし、この手術の麻酔においてそのようなことは無いと言われました。
たぶん、麻酔の種類が異なる?のです。
点滴からの麻酔薬を止めると10分ほどで目覚めるとのことです。

15:45 手術終了
病室へ戻ってきます。4時間も経っているなんて信じられません。ほんとに5秒の感覚です。
耳下腺が炎症を起こしていて、耳下腺から神経を分離させるのに時間がかかったとのことですが、無事に終了しました。
後に、耳下腺と神経の癒着が強く、神経の分離が困難で、しばらくの間、顔面神経に異常が残るかと思った。との話を聞きました。

ドクターが切除した耳下腺を持ってきて、家内にご覧になりますか? と。
家内が喜んで見ている(こういうの平気です)ので、私も少し起き上がって見せてもらいました。
けっこう大きな赤黒い肉の塊です。(浅葉の全てが切除されています)

○顔面神経
まず、気になる顔面神経ですが、目も口も普通に動いているので一安心。
家内に確認してもらうと「普通やん」と。
ドクターによると炎症を起こしていたので、神経の分離が難しく、たぶん後遺症(短期的)が残るかと思った、とのこと。
そのあたりは執刀したドクターでもわからないのですから、手術の前に予測するなんて、難しいことなんですね。

○手術跡の痛み
思ったほどの痛みはありません。ドクターの話しでは、ケガによる傷と違い、手術の傷は思うほど痛くないと聞いていましたが、これほど痛くないのは想像外です。
初めて手術を受けたので、最初の内はさぞかし痛いのではと心配していました。
例えると、虫歯の奥歯を何本か抜いて麻酔が切れてきた時の感じで、ジワ〜とした鈍痛です。イタイ!イタイ!というようなことはまったくなしです。
結局、痛み止めの薬も一度も使わず退院しました。
少し痛い時はアイスノンで冷やすと気持ちよく傷みも軽くなります。
2日ほどはアイスノンでよく冷やした方が、後の顔や手術跡の腫れが軽減されるとのことで、絶えず交換しながらアイスノンで冷やしていました。
アイスノンは1、2時間ほどで冷たさがなくなってきますので、遠慮なく交換してもらってください。

○手術直後の状態
1)口に酸素マスク
2)尿管カテーテル
3)点滴
4)耳の後ろにドレン(管)
この4つが装着されており、これらが取れる度に開放されて行くこととなります。

手術着を脱がされ、手を通さず浴衣を上からかけられ、
下半身はT字帯に履き替え、オムツが当てられた状態です。
もちろんどうやって着替えさせてもらったのか、まったくわかりません。

病室で落ち着くと、すぐに「おしっこしたい!」と看護婦さんに訴えますが、まだ4、5時間は無理とのこと。
尿管カテーテルの刺激で尿がないのに尿意があるのです。

最大の苦痛は尿管カテーテルです。痛みは大したものではありませんが、何とも表現できない、気持ち悪さがあります。
あの部分に管が突っ込まれているのですから、精神的な苦痛も大きいものです。
痛みに勝る気持ち悪さがあることをはじめて知りました。
この尿管カテーテルのために下半身はほとんど動かすことができないので、持病の腰痛がひどくなって、こんな落とし穴があるとは意外でした。
それと汗でびっしょりで気持ち悪く、下半身の不快感が最も苦痛でした。

21:00
血中の酸素濃度を測りながら少しずつ酸素量が減らされて、手術後5時間ほどで酸素マスクが取られました。
血中の酸素濃度は小さな計器を指先に当てるだけで簡単に測れます。

22:00
手術後6時間ほどで待望の尿管カテーテルがはずされ、歩けるようになりました。
はずす時の気持ち悪さと痛さは、今回の入院で最大の苦痛でした。
時間はほんの5秒ほどですが・・・。

看護婦さんが聴診器で胃腸の動きをチェック。問題ないので水やジュースを飲めることに。
先の曲がるストローで飲みます。
私の場合、手術直後からお腹がすいてグーグー鳴っていましたから、もっともっと早くてもよかったんじゃない?と思います。
ポカリ、CCレモン、コーラなどいっぱい飲んでしまい、トイレで排尿すると激痛です。尿管カテーテルで傷ついた尿道が激痛に見舞われます。排尿中ずっと耐え難い激痛です。
耳下腺腫瘍と関係ないやんと思いながら、耐えるしかありません。
水分をよく取る私は、この日は夜中に3回も激痛と戦うことに。
痛くならない尿管カテーテルの発明者にノーベル賞をあげたい気分です。

しかし、下半身が開放され、腰が動かせるし、パジャマに着替えてスッキリ!、手術後6時間にしてかなり開放されました。 トイレ以外の時の不快度は激減して爽快です。
アイスノンでキズ口を冷やしながら寝ます。疲れているためか熟睡です。




8/13 手術翌日
この日も手術の跡はジーンとしていますが、痛いほどではありません。
辛いのはやはりトイレです。この日も4、5回は激痛と闘いました。

7:00
やっと朝食です。空腹なので早く食べようとしますが、口があまり開かず、手術跡の鈍痛のため、ゆっくりゆっくり食べます。
ゆっくりなら普通の病院食でも美味しくいただけます。

8:30
ガーゼ交換です。バリッ!とテープを剥がされ、簡単に消毒消毒してガーゼ交換です。
顔の動きをチェックして、大丈夫やね〜。と言われ3分で終了。

10:00
点滴がはずされました。これで繋がれているのは、耳後ろのドレンだけです。
ドレンを持ち運べば病院内を散歩できます。
動く時はドレンだけに集中できるので、だいぶ楽になりました。

???ドレン
ドレンは切除した耳下腺腫瘍の部分が空洞になっているので、そこに溜まった血液や浸出液を抜き取るものです。浸出液は水ぶくれの中の液みたいです。自然にパイプを通って、容器に溜まります。
退院までにたぶん50か100ccくらい?出たと思います。
パイプが赤く見えますが、血液は少なく、多くが薄黄色の浸出液です。
持ち歩く時はパジャマの下に隠して歩きます。
ドレン
これがドレン(管)です。容器の名前は???
この管の先にもっと細い管が繋がっていて、
それが耳後ろに挿入されています。
でもその部分は痛くありません。ご安心を。




12:00
昼食、やはり鈍痛のためゆっくり食べます。
トイレの恐怖以外、けっこう快適に過ごしています。
ベットに座り、テレビや外の景色をボ〜ッと眺めて過ごします。
病室1窓から
病室と窓からの眺め
外は猛暑ですが、病院内は快適です







15:00
家族がお見舞いに来てくれたので、いっしょに病院1階のローソンに買い物に行きます。
血の見えるドレンを持って歩くのは抵抗がありますので、ドレン容器をたすきがけにして、上からパジャマを着て、隠して歩きます。

18:00
夕食です。病院食に加えて、家内が買ってきたお惣菜などいろいろ食べました。
その後、深夜までテレビを見て、ウダウダと過ごします。



8/14 手術翌々日
排尿時の痛みがマシになり、これなら我慢できる・・・という程度に。
7:00 いつも通りゆっくり朝食 やはりヨーグルトなど流し込めるものが食べやすい。

9:00
2回目のガーゼ交換
ドクターがドレン容器の溜まり具合を見て。もう外しますわ!
プチッ!て簡単に抜かれて終わり。痛くない。
長田さん。退院できるけど、どーします
まさかこんなに早く退院するとは想定外。
ちょうど家内が来たので、アタフタと退院の準備。
11:00に退院 手術終了時から42時間ほどで退院です。

ドレンの穴だけガーゼを当てていればよいとのこと。

帰宅後、気になっていた仕事を2、3時間ほど。パソコンに向かうと、2時間ほどで、目と頭が疲れて少しフワフワしていました。

入浴
ドクターの話では、ガーゼを取って、髪を洗ってもOKとのこと。
ドレンの穴がふさがっていないので、大丈夫か?と尋ねると、水が入っても出てくるから大丈夫!と。
でもちょっと怖いから、ガーゼの上からサランラップをテープで止めて入浴。
ある程度は濡れてしまったが、乾いたタオルで押さえて完了。
ゆっくりお湯に浸かって、スッキリです。

夜、トイレがかなり楽になってきて、一安心。
後は、手術後の少しの鈍痛と、耳のシビレ、食事の辛さが残るのみです。



退院後の経過--------------------------------------------------------------------------------------

組織検査
手術により摘出した耳下腺を専門の検査機関で調べてもらいます。手術後1週間ほどで結果がでます。
耳下腺をスライスして悪性(癌細胞)の有無を調べるのです。
幸いに悪性ではなかったようで、ここまできてやっと安心できました。

退院後はしばらくすると手術後の少しの痛みもなくなり、耳とその周辺のシビレ、食事の時の鈍痛、が残るのみとなりました。
やはり、唾液の量はまったく減っていない感じです。
それと、何故か眠たくなりやすく、よく眠れます。

(耳のシビレ)
弱い電気をあてられたように、ピリピリ、ビリビリとこそばくしびれます。
また、耳の上に鉛筆を挟んでいるような感覚や、耳を折り曲げているような感覚が続きます。
何れも痛いというようなものではありませんが、頻繁に続くのでけっこう気になります。
耳の外側中央から耳たぶにかけてと、もみあげのあたりが、触ってもわからないほどに麻痺があります。耳の中央部は普通です。
3ヶ月くらいでかなりマシになるとのことですので、しばらくの我慢です。
数ヵ月後に他の症状がでることもあるらしいですが・・・。

耳のシビレは、外を歩いたり、誰かと話したり、何かに熱中している時は不思議なほどに感じません。
やはり神経はコントロールできるんですね。

横2
退院直後です。まだ黒い糸があり、縫い跡が目立ちます。
耳たぶの後ろの黒点がドレン穴の跡です。






8/15 手術より4日目
お盆休みなので、暇つぶしに朝からドライブ。
車の運転も大丈夫ですが、長時間は疲れやすいので禁物です。
バックで後ろを見る時に首が回りにくいです。
もうガーゼも必要なしですが、人目にふれるのがいやなので外出時はガーゼをしています。

手術跡の少しの鈍痛が感じなくなってきています。


8/15 抜糸 手術より7日目
○通院1回目
病院へ行って、抜糸です。身の中の糸を抜くのですから、さぞかし痛いだろうと覚悟していましたら、まったく痛みなしです。

8/19 手術より8日目
夜、久々に少しお酒を飲みました。
特に問題なさそうです。

8/20 手術より9日目
夜に焼肉を食べに行って、生ビール3杯♪、お酒を飲むと耳のシビレや食べる時の苦痛もなくなり、だんだん調子に乗ってきます。
これは別の意味でヤバイ。せっかくの機会なので、お酒は控え目にしようと思っていたのに・・・。
1008
抜糸より2日目です







8/23 手術より12日目
食事の時の鈍痛やあごのだるさも軽減してきました。
何でも食べていますし、もう病人ではない感じです。
軽くランニングをしても、患部に違和感がある程度で大丈夫です。
縫い目のあたりのハレ、触るとヒリヒリ感がありますが、お風呂では石鹸で軽く洗っても痛くありません。
耳のシビレは相変わらずですが・・・。

8/25 手術より14日目
食事の鈍痛もほぼなくなり、梅干を味わって食べても大丈夫です。
時々違和感がありますが90%以上復活した感じで、よほど噛み応えのあるものでも食べない限り大丈夫です。
口をめいっぱい大きく開けると、抵抗を感じますが、痛みはありません。
相変わらず耳たぶを触っても感じないですが、シビレは少しだけマシになってきました。

8/31 手術より20日目
食事の痛みは完治したようです。
何を味わっても、硬いものを食べても大丈夫になりました。
傷口もあまり目立たなくなってきました。

9/5 手術より25日目
耳のシビレがだいぶよくなってきました。
まったく何も感じない時間もあり、シビレも何かに集中していると忘れることができる程度になっています。
傷口はもう普通に洗うこともできます。
傷口に痒みが出てきました。

◆現在残っている症状 (手術より25日目)
○耳たぶと耳の下2cmほどまでは、相変わらずかなり鈍感になっていて、触ってもほとんど感覚がない。
・耳の外側、中央〜耳たぶにかけての軽いシビレ 
 ピリピリ、ジーン、こそばい感、つままれている感じなど
・耳周辺に触れた時にシビレを感じる
・耳を圧迫するように横を向いて寝た時の違和感 何とも気持ちわるい。
・キズ口周辺の筋肉が硬く、やや腫れている。
・キズ口周辺の皮膚表面を触るとややヒリヒリする。
・口を大きく開けたり、首をひねった時に筋肉のツッパリ感がある。


9/24 (手術より43日目)
○通院2回目
ドクターに経過報告のみ。順調なようです。
いつの間にかほとんど気にならない状態にまで回復しています。
1日に数回は耳のシビレが気になりますが、何かに集中している時は完全に忘れてしまっています。
ただ、神経を耳に集中させると気持ち悪いシビレ感がよみがえります。


11/26 (手術より3ヶ月半後)
○通院3回目
診察は、「その後どうですか?」と症状を聞かれて、傷跡を見られるだけで終わりです。
あとは自力で自然治癒するしかないので、経過確認だけです。
耳周辺に触れない限り何も感じませんが、触るとまだシビレ感があります。
首をひねると手術跡の筋肉の突っ張り感があります。
3ヶ月後くらいが最も突っ張り感が出るそうです。
耳たぶの下側はまだ鈍感になっていてほとんど感じません。


12/13 (手術より4ヶ月後)
感じなかった耳たぶ下側が感じるようになりました。神経が再生したようです。
触らないと忘れてしまっていますが、神経が過敏になっているようで、耳周辺にふれると気持ち悪いシビレ感が前より強くなっています。
治る過程でしょうから仕方ないと思います。
神経は全て復活するみたいで、触れて感じにくい部分がなくなりました。
筋肉の突っ張り感はまだあります。

1012
手術跡はだいぶ消えています。
耳の辺りを見られても気づく人はもういないと思います。



フライ症候群の症状が出始めました。
食事中に手術跡から汗が出るのです。食事の最初に皮膚が赤くなることもあります。
味を感じると神経が反応して、本来は唾液を出すべきところ、神経のいたずらで汗を出してしまうのです。
手術後に神経が再生する際、唾液の分泌神経がまちがって汗を出す分泌腺と連絡してしまうとのことです。
このフライ症候群は事前に可能性ありと聞いていたので、驚くことはありませんでしたが、私の場合、顔面神経と耳下腺の癒着が強く、離すのに長時間かかったことから神経のダメージが大きかったのかもしれません。
どちらかと言うと珍しい症状と聞いていたのですが・・・。
味を感じると数滴の汗が出て気持ち悪いのですが、痛みなどはありません。


2/25 (手術より6ヶ月後)
○通院4回目
フライ症候群の症状を伝えると「あ〜っ〜」ていう感じで、治療方法がないとのこと。
多少気持ち悪いのは我慢するしかないか?という感じです。
いつ治る?治らない?もわからないようです。

5/23 (手術より9ヶ月後)
■手術より9ヶ月後の後遺症
1)フライ症候群
 食事中に数滴の汗がでます。12月から症状がありますが治る気配なしです。
2)神経の不快感
 神経は全て繋がったみたいで感じない部分はありませんが、耳のあたりを触ると、ビンビンと感じすぎて時々不快感があります。
 日々だんだん軽減してきている感じですが、気持ち悪い時は耳を引っ張ったり、叩いたりしています。
3)つっぱり感
 だいぶ軽減していて普段は気になりませんが、意識を集中させると手術跡周辺に筋肉のつっぱり感があります。
 口を開ける、首をひねると感じますが、これも軽減してきています。
4)キズ跡
 手術のキズ跡ですが、一見してもわからないほどに再生しています。
 耳下腺を摘出した分、凹みがありますが、不自然ではなく左右を見比べないとわからない感じです。
 そもそも見えにくい部分でもあり知らない人に見られても気付く人はいないでしょう。

この感じで行くと、症状はかなり軽くなるものの、完全に戻るには、最低1年〜たぶん2年ちかくかかるかな?と思います。



2011 9/2 (手術より約1年後)
今日、最後の診察が終わりました。診察といってもこのところ経過報告だけで、手術後6回目で終わりです。
特に変わったことがなければ、もう通院の必要なしです。

■手術より1年後の後遺症
1)フライ症候群
 相変わらず食事中に耳下から数滴の汗がでます。治る気配なしですが慣れてしまいました。
 再手術で治す、または軟膏で症状を一時抑える。美容整形で使うボトックスを注射する(これも半年ほどの効果)などの治療方法があるとのことですが、大した症状ではないので、このまま放置することにしました。
 老いると治ることも(-_-;)あるらしいです。再手術なんてとんでもない!し。
2)神経の不快感
 さらに日々だんだん軽減してきている感じですが、耳の外側を触ると敏感に感じすぎます。
 軽い症状ですが完治するか否か、いつ完治するかなど、ドクターにも不明。
3)つっぱり感
 これもさらにだいぶ軽減していて普段は気になりませんが、時おり手術跡周辺に筋肉のつっぱり感があります。
 あと1年もすれば治るでしょう・・・とのことでした。

2)、3)の症状が完全に治るまでには、やはりあと1年かな?という感じです。
次回、また変化があり次第、経過報告します。




■手術より4年後の後遺症  (2010年8月に手術、 現在2014年7月のご報告です)

手術後1年くらいは、神経が復活し、過敏な症状が続きますが、2年もしますと症状は落ち着き、普段はほとんど気にならない程度になります。
その後、現在は約4年ですがあまり変わらない感じです。

1)フライ症候群
 4年経っても相変わらず食事中に耳下から数滴の汗がでます。やはり治る気配なしです。
 食事中に汗を拭くことが多いので、お店では暑いですか?と聞かれることがあります(笑)
 拭かないと数滴が下へ落ちるほどです。

2)神経の不快感
 2年ほど前までは軽減していたと思いますが、今は変化がないように思います。
 耳の外側を触るとやや敏感に感じます。
 日常生活で気になるほどではありませんが、時々、こそばくなったり、無意識で触っていたりします。

3)つっぱり感
 これも日常生活で気になるほどではありませんが、意識して口を動かすと、耳下と耳に若干のつっぱり感があります。
 痛みや気持ち悪さではなく、筋肉が伸縮しにくい感じです。
 誰でもとても寒い時に口を開けにくい感じがあると思いますが、それと似た感じです。

4)かゆみ
 これはフライ症候群の影響?かもしれませんが、1日に数回、無意識で耳のあたりをかいている気がします。
 まったくかゆくない日もあるのか、意識がないのでわかりません。

ちなみに、味覚や唾液の出具合にはまったく障害を感じません。

たぶん今後、数年間はあまり変化が無いように思いますが、もし変化があればまた報告いたします。
(2014年7月)

このブログを掲載しまして、意外に多くの方からご連絡をいただきました。
たぶん10名くらいご連絡いただきました。
耳下腺腫瘍と診断された方、これから手術をされる方、いつでも何なりと遠慮なくご連絡ください。
お役に立てるか???疑問ですが。
nagata@fnw.gr.jp 長田まで


Posted by field5392 at 14:45│TrackBack(0)

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