鉄瓶で湯を沸かすと、水量が少なくない限り必ず吹き零れが起こります。
鉄瓶のフタには、ヤカンのような穴がないのです。
鉄瓶メーカーさんの話では、穴をあけたところで吹き零れは起こり、あまり意味がない!とのこと。
そのため穴のあいた鉄瓶はないようです。
囲炉裏や火鉢で吹き零れが起こると、灰かぐら(灰が舞い上がる)ができ大変です。
吹き零れが起きないようにするには、このようにフタをずらして使うこととなっております。
フタをずらして・・・
しかし、毎日使っていると沸騰の度にフタをずらすのは、いちいち手間がかかり不便なものです。
そこで、自分で穴をあけてみましたら・・・
直径5mmの穴をドリルで
快調です
これで手間もかかりません。何故、鉄瓶のフタに穴をあけておかないのか?
疑問に感じるほど吹き零れが起きにくくなります。
水量は9割以上のほぼ満タンでも、炭火なら多くの場合大丈夫です。
※水量と火力の微妙な関係で、吹き零れが起こることがあります。
勢い良く蒸気 が吹き上がっています。
使いやすい大ツル鉄瓶がさらに使いやすくなりました。
この「大ツル鉄瓶(大)」の場合、直径5mmの穴をドリルであけています。
3〜4mmではダメで、5mm必要です。
鉄瓶は鋳物なので普通の電気ドリルで簡単に穴があきます。2mmくらいの下穴をあけておくと位置がずれません。
穴の大きさは鉄瓶の湯量や火力により異なりますので、実験しながら行う必要があります。
また、ガスの強火などではヤカンと同様に限界があると思います。
穴あけは自己責任でお願いします
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