2014年01月16日

練炭のひょっとこ

 
ひょっとことは?

灰を使った練炭火鉢に用いる、練炭の台の名称です。
今ではまず見ることのない練炭火鉢の使い方ですが、火鉢の中で練炭がやたらと燃えてしまわないよう、
灰に埋めて上部から燃焼させるための道具です。
今では練炭コンロがその役目を果たし、使われることがほとんど無くなりました。
火に強い素焼きの陶器で作られています。


使い方
陶器火鉢の底にひょっとこを置き、練炭をひょっとこの上にのせます。
練炭の回りを灰で埋め、練炭上部から着火させます。火山のような形です。
練炭の回りに灰があるので一気に燃えてしまうことなく、練炭は少しずつ上から燃えます。
現在の練炭コンロと同じような効果があります。
ひょっとこは練炭の底に空気層をつくり、灰の上部に突き出たパイプから空気を供給する機能を果たします。
もしひょっとこがなければ、空気が練炭内の穴に通らず、火力が上がりません。
空気パイプの口を閉じることで火力調整ができます。
この空気パイプの形状がひょっとこの口みたいなので、この名が付いたようです。


こちらにヒョットコの画像がございます。
その昔にヒョットコを製造されていた陶器メーカーさんです。現在は製造販売されていません。
益子焼「やまに大塚」さんのページです。


残念ながら購入は無理です
東北の震災以降、暖房に練炭を使おうと納屋から火鉢を出してきたら、ひょっとが無い、割れていたと、
探しておられる方から、問い合わせをいただきますが、残念ながら製造も販売もされていません。
上記同社に聞きましても在庫はなく、販売できないとのことです。
骨董品として入手できる可能性はありますが、滅多におめにかかれない品です。
自作陶芸で作るくらいしか方法はないと思います。



目次へ戻る


Posted by field5392 at 14:50│TrackBack(0)

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/field5392/52176270