2012年05月10日

木炭の灰からでる放射能について

 
木灰(もくはい)には 木炭(もくたん)の28倍ほどのセシウムが残留します  生木では186倍ほどになります。
 
セシウムなどの放射性物質は、いくら高温で燃焼させても消えないので、木灰に含まれる放射性物質は木炭の28倍ほどに凝縮されるのです。
残念ながら事実なのです。
※林野庁の実験で木炭の28倍ほどと公表しています。



灰は食べてしまいます
炭火焼きにすると木炭から生まれた灰は、焼肉、焼魚、など特に油の多い食材に付着し、食べてしまいます。
微量とは言え、もし大変な高濃度であれば、その影響を無視できないかもしれません。
また、灰が周囲に放置されていたり、畑にまかれたりすることもあり得ます。
そのため、放射能の影響を無視できない現実があることは確かです。

黒炭の灰
生まれたての白い灰が室内を舞い、食べ物に付着します。
※混ざると周囲の濃色の灰に変わります。

 

←黒炭の灰





備長炭の灰

←白炭(備長炭)の灰









木炭の出荷制限を受けている都県
林野庁の指導により、高濃度な放射能汚染のある木炭は流通を制限されています。
林野庁:平成23年11月2日通知(下記一定地域内のみ)
以下の数値を超える調理加熱用の薪及び木炭が生産、流通、使用されることのないよう、薪及び木炭の生産者や流通関係者に指導しています。
■薪 40ベクレル/kg(乾重量) まで
■木炭 280ベクレル/kg(乾重量) まで
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県
セシウム137の半減期は30年もありますから、当面の間は制限が続くと思われます。



過剰反応はしないで!
すでに放射能汚染の考えられる上記地域では、放射能測定、木炭の出荷制限が行われています。
また、灰を食品のように大量に食べることなどあり得ませんから、よほどの高濃度でなければ大丈夫です。
ちなみに・・・・・
日本中の森林にはチェルノブイリ原発事故(1986年)により、半減期が30年もあるセシウム137が残留しており、
3.11震災以前の原木を用いた木灰からも、必ずセシウム137が検出されます。
数値は数十〜せいぜい200ベクレル以下ですが、残念ながら汚染されていない森林は日本にないのです。
もちろん健康被害を心配するような線量ではありませんが、26年も前から森林にないはずのセシウム137が検出され続けているのは事実なのです。その前も核実験などであったと思います。
・・・で、200ベクレル/kg程度が高いか? ですが、これはまったく怖い数値ではありません。
一般食品の規制値は100ベクレル(平成24年4月1日〜)、輸入食品は何故か370ベクレル、毎日大量に食べる食品でこの規制値です。
自然食品に含まれる「カリウム40」もセシウム137と同様に人間の細胞に影響を与える放射線を出しますが、
魚や肉に100、生わかめに200、干し椎茸に700、干しコンブには2000ベクレル/kg含まれています。
灰を好んで大量に食べる人などいませんから、200ベクレル/kgの灰など、気にすべき数値ではありません。
福島の薪ストーブの灰からは、桁違いの4万ベクレルを越えるセシウムが検出されたので、問題となったのです。








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Posted by field5392 at 10:00│TrackBack(0)

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