2010年01月15日

囲炉裏の炉と炉縁

囲炉裏の「炉縁」と「鉄炉」を設計事務所様・工務店様からのオーダーにより製造いたします。

下記ご覧の上、とりあえずご連絡ください。 
TEL 06−6675−5392 メール nagata@fnw.gr.jp  

囲炉裏 01囲炉裏 03





 




予算の目安 (炉縁+鉄炉の合計額)
炉縁にタモ材を使用、会津継ぎ、塗装なし
(囲炉裏の外枠寸法)
タモ材 1600×1200 20万円前後 無垢フタ付き+6万円ほど
タモ材 1200× 900 15万円前後 無垢フタ付き+5万円ほど

○送料は他品と同様に全国一律800円
○お支払いはオーダー品のため銀行振り込み、前払いとなります
○納期はご入金後2〜3週間


囲炉裏を設計される方は、参考のため是非こちらもご覧ください。
囲炉裏の設計
 

囲炉裏 火棚

このような囲炉裏テーブル、火棚の製作も承ります。
(下に詳細がございます)













鉄 炉 ------------------------------------------------------------------------------------------
鉄製の炉に耐熱塗料(600度耐熱)を焼付け塗装しますので、塗料の燃焼・サビの心配はまずありません。
※耐熱塗料スプレーを吹き付けたようなものでなく、高温窯で焼付け処理することにより、強い皮膜を形成しています。
※ステンレスはよほどの悪条件でない限り不要ですが製作は可能です。
 
(素材)
鉄製:レーザーカットの上、溶接接合
   2.3mmの鉄板を使用します。
塗装:600度耐熱、焼付け塗装、半艶消しの黒色 
   鉄炉は直接炭火が触れるわけではありませんが、
   炭火の赤外線で100〜200度程度の高温になることもありますので、
   一般的な塗料は焼けて剥がれ落ちてしまいます。
深さ:鉄炉は180mmほどの深さが一般的で、半分ほどの深さまで灰を入れます。

(価格)
小さなもので3万円ほど〜大きなもので9万円ほどです。

鉄炉価格の計算方法(2010年4月より)
鉄炉の価格は下記の方法で算出してください。

内寸(周囲30mmの耳を除く寸法)で計算してください。
mm+mm+深さmm)×35円(税込)

計算例:内寸900×600×深さ180 の場合
(900+600+180)×35円=58,800円 となります

縦・横・深さ、自由なサイズで製作いたします。(大きなものは2分割になります)
囲炉裏の鉄炉 四角形囲炉裏の鉄炉 長形鉄炉03








囲炉裏の鉄炉 みみ周囲に30mmの耳(かかり)が付きます。
耐熱塗装のための吊り穴がコーナー4箇所にあります。






取っ手
短辺の両サイドに運搬・設置用の取っ手があります。設置後は取り外します。
囲炉裏の鉄炉 表囲炉裏の鉄炉 取っ手パーツ囲炉裏の鉄炉 裏









床の開口寸法にご注意 
床へのかかりは10mm程度とするため、
   床開口寸法=鉄炉の内寸+40mmとしてください。
裏側に取っ手用の金物が付いていますので、床開口部にかからないようご注意ください。
例:内寸900×600の鉄炉の場合 床開口寸法=940×640 となります
囲炉裏 鉄炉かかり

←この15mmの内、10mmが床の開口部にかかる部分です。


 




2分割の鉄炉
1枚の鉄板から取れない大サイズのものや、重くて運べないものは2分割します。
※価格の計算方法は1体形と同じです。

下記いづれかに当てはまるものは2分割になります
○長辺の内寸が2300mmを超えるもの。鉄板のサイズオーバーとなります。
○短辺の内寸が1100mmを超えるもの。鉄板のサイズオーバーとなります。
○縦+横+(深さ×2)=2500mmを超えるもの。重量的に運搬困難となります。

鉄炉04鉄炉01囲炉裏の鉄炉 半分








ネジ止めで接合します
囲炉裏の鉄炉 ネジ止表囲炉裏の鉄炉 ネジ止裏













炉 縁 --------------------------------------------------------------------------------------------
当社では主に「タモ」の無垢材を使用した炉縁を製造いたします。「ナラ」での製造もいたします。
タモ、ナラは硬質な広葉樹ですのでキズがつきにくく、
古民家の囲炉裏のように数十年の使用により味わい深いものになります。
昔は材木が入手しやすかったため、ほとんどの場合このような硬質な広葉樹を使用しています。
※スギ、ヒノキなど柔らかい樹木の炉縁は弊社では製造しておりません。

(価格)
タモ炉縁の価格はフタなしの小さなもので10万円〜大きなもので20万円くらいです。
ナラ材はタモ材より20〜30%高価になります。
詳細は寸法をお知らせいただければ見積りいたします。

(北海道広葉樹を使用)
タモ、ナラ共によく乾燥させた北海道広葉樹の無垢材を使用します。大きさ、厚み、幅など自由です。
(塗装)
恐縮ですがフローリングなどとの色合わせが困難ですので弊社では行っておりません。

(炉縁の幅と厚み)
炉縁の幅は150〜180程度が一般的です。
囲炉裏はテーブルと異なり、床に食器類が置けるのであまり広いものは必要ありません。
厚みは、フローリングを突き付けて、30〜40ほど床から上がるよう、55mm厚を一般仕様としています。
※会津継ぎの場合は55mmに限定しております。
囲炉裏 02

炉縁の幅は150mmほどあれば十分








◆◆タモの炉縁◆◆
タモははっきりとした美しい木目が特徴的で、無垢材は高級家具の素材として多く使われています。
同種のアオダモは野球のバットやテニスラケットに使われることで知られています。
★天然木無垢材のため木目模様に個体差があります。

板目1.jpg板目2.jpg00







囲炉裏 炉縁

 タモ
←1200×900・厚み55、炉縁の幅160、  フタ3分割 厚み25 





1660×1160 タモ炉縁.jpg
 タモ
←1660×1160・厚み55、 炉縁の幅170、 フタ4分割・厚み30 






タモ 4枚ふた.jpg
 タモ
←1960×1160・厚み55、 炉縁の幅170、 フタ4分割・厚み30 








◆◆ナラの炉縁◆◆
北海道のナラは希少で品質もよく、オークよりさらに高級材として扱われます。
※高級家具でお馴染みの「オーク」も同種の木なのですが、輸入材のため、あくまでも「オーク」と称され「ナラ」とは区別されています。

ナラ材は「柾目」にとることで強度が増します。ナラ特有の上品な美しい木目模様です。
炉縁の素材としては、日本産のケヤキ、黒柿など入手困難な高級材を除いて最高クラスだと思います。
ナラはタモのような大木が少ない上、柾目に取るため、幅が25cmほどを超える大きな材は希少品となります。

★天然木無垢材のため木目模様に個体差があります。
23楢材 1
少々、木に詳しい方ならすぐにわかる、
ナラ材特有の「ふ」といわれる美しい木目模様があります。
塗装するのがもったいない?くらいです。





柾目に取るのでタモ(板目)のような大胆な木目模様がありませんが、
逆に上品な仕上がりとして、高級家具などにも好んで使われています。
楢材 2楢材 3楢材 4








高級感のある落ち着いた木目です
21
 ナラ
←900×900 厚み55 炉縁の幅150








炉縁の構造 ----------------------------------------------------------------------------------------
床の開口部に鉄炉を落としこみ、炉縁で押さえる弊社特有の工法をおすすめしています。
(下に施工事例がございます)
施工は極めて簡単で、ブロック積みや左官工事も必要ありません。
また撤去も簡単です。

炉縁 裏
←炉縁 裏側
裏側に鉄炉の厚み分の削り込みを入れます。






裏側
裏から見るとこのように鉄炉がはまり込みます。


 





炉縁 上
上から見ると、炉縁内側と鉄炉がそろいます









炉縁の接ぎ ----------------------------------------------------------------------------------------
炉縁の接ぎ方は囲炉裏本舗オリジナルの「会津継ぎ」を一般仕様としています。
ご要望があれば一般的な「留め継ぎ」と「突合せ」も可能ですが、
ボルト締め+接着としましても接合強度は「会津継ぎ」に劣ります。

 各地の囲炉裏の接ぎ詳細はこちら

◆会津継ぎ あいづつぎ
これは会津地方(福島県)でよく見られる昔ながらの接ぎ方を原型として、私共が独自で改良を加えたものです。
炉縁は加熱される上、広葉樹の堅木は強烈な力で引き合うので、「留め継ぎ」や「突合せ」の接合では、長年使用するとどうしても隙間が開きやすくなります。
特に木の呼吸を止めない無塗装やオイル仕上げの塗装では、何年も乾燥させた木であっても吸湿と乾燥を繰り返し、顕著に木が動いてしまいます。
「会津継ぎ」は縦横の引っ張り、ねじれにとても強い接合方法で、炉縁の接合方法としては最強と言えるものです。
接ぎの名称がないので会津地方に敬意を表して「会津接ぎ」と命名させていただきました。
加工が複雑で製作に技術を要しますが非常に強固で美しいため、囲炉裏本舗の一般仕様としています。

会津継ぎ 仕口

←会津継ぎの仕口
完全に合体してしまうので、歪みが起らず、
非常に強固な接ぎ方です。






会津継ぎ 1会津継ぎ 3







会津継ぎ
←囲炉裏テーブルの会津継ぎ(タモ材)
オスモオイルで塗装しています







 

◆留め接ぎ とめつぎ
継ぎ 1斜め45度で継ぎ合わせるもっとも一般的な接合方法です。


裏側からボルト締めして接着しますが、会津継ぎのように木と木が組み合わさっているわけではないので、
年月を経ると隙間が開いてくることもあります。



炉縁4.jpg
隙間が開いたり、歪みでずれたりすることがないよう、
裏側からボルトで締めこんでいます。






◆突合せ 
継ぎ
単に直角に付き合わせた接ぎです。
これも裏側からボルトで締めこんで止めます。








床材との関わり----------------------------------------------------------------------------------------
フローリングの場合は、炉縁「突き合せ」にするか「埋め込む」かの両方が可能です。
畳の場合は「突き合せ」が一般的です。

炉縁4.jpg←炉縁裏側
これはフローリングを付き合わせるため、裏側がフラットな仕上げです。
フローリングと炉縁の隙間の仕上げ精度が問われますが、美しい仕上がりになります。





フローリングカット.jpg
これは四方にフローリングが入り込むように厚みに合わせて裏側をカットしています。
フローリングの長さに誤差があっても隠すことができ、施工が簡単ですが、
炉縁とフローリングの隙間が横方向から見えるので、あまり美しい施工方法とは言えません。










囲炉裏のフタ ---------------------------------------------------------------------------------------------------
 
フタの詳細はこちらにもあります。
使わない時のためにフタを設けることができます。
もちろん人が歩けるよう20mm厚の無垢板を使用します。
※フタをするには背の高い五徳や自在鉤などの道具類の撤去が必要です。

囲炉裏フタ
もちろんフタにも無垢板を使用します。
無垢板のフタは木の呼吸を止めるウレタン塗装などを施さないと、
大きな反りが出てしまいます。
このあたりが合板や空洞のフラッシュ板と異なり、とてもやっかいなのです。



囲炉裏のフタ 表
←囲炉裏テーブルのフタ

フタをすると、食器を置くスペースを広げたり、
人数に合わせて炉を小さくすることができます。
4枚中、1枚を閉じています。




フタ裏側
フタの裏側です。
反りを防ぐために蟻桟を2本入れます。
無垢材の価値にこだわるため手間を惜しみません。

フタの幅が大きいと割高な大材を使用することとなりますので、
接着による接ぎで作ります。

蟻桟断面蟻桟
フタに溝を作り、サクラの木でできた蟻桟を横から叩き込みます。






フタ受けフタ角
フタを受ける炉縁の溝は、曲面で仕上げています。
炉縁はすぐに灰で汚れるので、掃除がしやすいように工夫しています。
そのためフタのコーナーも曲面で仕上げています。




指穴フタ指穴
フタを持ち上げるための指穴です。
指がかかりやすいよう裏側は大きく削ってあります。








施工事例------------------------------------------------------------------------------------

囲炉裏本舗オリジナル、とても簡単、ローコストな施工方法です。ごく一般的な施工事例です。
※この事例では丁寧にブロック積みされていますが、本来ブロックは不要です。
 むしろ床下には何も無い方が風通しがよくてよいと思います。

タモ炉縁外寸:1940×1140×60 炉縁幅:170 
フタ:800×400×30(4枚)
鉄炉内寸:1600×800(2分割)


鉄炉 半分
これは大きな囲炉裏なので、鉄炉を2分割してはめ込みます。






かかり
床の開口は、鉄炉内寸より40mmほど大きくします。
単に鉄炉を上から落とすだけです。





鉄炉 全体
鉄炉をビス止めで接合します。






炉縁
炉縁を置きます。
この炉縁はタモ材、3方「留め接ぎ」、手前1箇所のみ「突合せ」です。





炉縁 フタ
フタは幅400・4枚です。






炉縁 コーナー
この囲炉裏の場合、塗装の後、
フローリングを突きつけで施工して完成です。








囲炉裏部屋静岡県 松田様の囲炉裏部屋

こちらも同様の施工方法です。塗装も完了しています。
しっくりと落ち着いた美しい囲炉裏部屋です。

タモ炉縁外寸:1500×900×60 炉縁幅:170 
フタ:600×300×30(4枚)
鉄炉内寸:1160×560

※写真はフタを2枚閉じたところです。





 


ほたる囲炉裏01山江温泉「ほたる」様の囲炉裏
囲炉裏の炉縁、鉄炉、道具類一式を納入させていただきました。
畳との段差を設け、モダンにデザインされた火棚が一体となって、独立した囲炉裏空間としての演出が際立っています。
 設計:T&Sデザインパートナーズ様
 施工:久保田工務店様


ほたる囲炉裏03
タモ炉縁外寸:1960×1160×55 炉縁幅:180
フタ:830×407×25(4枚)
鉄炉内寸:1600×800(2分割)耐熱焼付け塗装





大阪市北区 M様の囲炉裏テーブル
製作:弊社オーダー製品です。
タモ炉縁外寸:1900×1100×H700 炉縁幅:250
鉄炉内寸:1400×600 フタ:4枚 オスモオイル仕上げ
囲炉裏 火棚囲炉裏 01













囲炉裏サイド火棚
火棚は檜(ひのき)です。










--------------------------------------------------------------------------------------------
○納期について
ご入金後、2〜3週間ほど必要です。
○細部の構造について
図面により細部ご確認の上、製造いたします。

○お支払いについて
オーダー品につき、この製品のみ全額前払いでお願いいたします。
他の付属品は代金引換払いが可能です。

囲炉裏の設計についてはこちらを
--------------------------------------------------------------------------------------------
◆ご注文/お問い合わせ 
TEL 06−6675−5392 
FAX 06−6675−5492

月〜金/9:00〜  日/14:00〜  土・祝/定休日
メール nagata@fnw.gr.jp  

お買い物規定 メール・FAXでのご注文はこちら








Posted by field5392 at 18:18│TrackBack(0)この記事をクリップ!

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/field5392/50674947