2005年10月19日

灰模様 中級編−1(灰ならしの準備)

 
初級編の「灰を整える、炉を美しく保つ」というものから、中〜上級編ではそれにとどまらず、美しい模様を描く「灰模様」のテクニックへと移ります。
つまり、囲炉裏や火鉢で「灰模様」を描くという、もう一つの楽しみを求めるものです。



美しい灰模様を描くための準備

1.灰は本物の木灰であること
合成灰や珪藻土の粉では押し固めること、逆に復活させること、繊細なラインを描くことは困難と思われます。
また、砂利や炭粒などの不純物がなく、細目の篩(ふるい)にかけたものを使います。

2.灰ならしを選ぶ
刃先のギザギザがシャープで明快なものを使います。
「鋳物製(黒)の灰ならし」は模様の描けない刃先のルーズなものが多いのでご注意ください。

3.灰を押し固める
繊細な模様を描くには、押し固まったタイトな灰が必要です。
数十年の歳月を経ると自然と固まりますが、新たに灰を入れる場合は下記の方法で押し固めてください。また、押し固めた木灰は混ぜるとフカフカに復活します。

4.模様の描ける炉や道具を選ぶ
囲炉裏や火鉢の大きさ・形状、模様を描く邪魔にならない五徳の選定など、もしこれから選定が可能でしたら、是非ご配慮ください。



灰の押し固め
スコップなどを用いて体重をかけて強く押し固め、左官コテなどで平らに整えます。
火鉢の場合も同様に小さなスコップや十能で押し固めてください。
スコップ.jpg粗ならし.jpg







左官コテでさらに押し固め、セメントを塗るように「平ならし」します。
小手押さえ.jpg平ならし.jpg







これで基本準備は終了です。
新たに模様を描く時は、最後の「平ならし」のみ行ないます。



美しい模様の描ける木灰はこちらから


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Posted by field5392 at 10:05│TrackBack(0)

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