2005年07月07日

火鉢の灰   藁 灰

■藁灰  一般的に囲炉裏には使いません

火鉢の形状や大小を問わず、木灰を入れるのが一般的ですが、小さな手あぶり火鉢には、藁灰を入れることがあります。

藁灰を使う理由は、小さな火鉢にはごく少量の炭火しか入らないためです。炭火(特に備長炭)はごく少量になると、木灰の中では消えてしまうので、通気性のよい藁灰を使います。藁灰は灰ならしなどできず、美しい模様もかけませんが、もともと小さい火鉢での灰ならしの意味が薄いですし、炭火を消さないことを優先して藁灰を使うのです。

藁灰1.jpg藁灰2.jpg

小さな手あぶり火鉢では、少量の炭火を消えにくくするため藁灰を使うことがあります。




また、あまり燃えすぎないように、藁を冷えた地面上で燃やして、灰になる前の黒く炭化した長い藁を火鉢に入れることがあります。炭化した藁は炭火とともに燃焼するので暖かさが加わるためです。よく燃えた藁は灰になっているので意味がないのです。

また、京都ではお客様をお迎えする時に、火鉢を黒く美しく飾るためにも使われました。この場合は手あぶり火鉢に限らず使われます。
ただ、若干の煙と臭気があります。

(ご注意)
・藁灰はいつまでもふさふさしているので五徳を支えることができません。
・炭化した藁が燃えて若干の臭気がでます。
・使用に伴い、体積が少なくなります。


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