2005年07月06日

長火鉢の使用方法 −4  長火鉢の炉の補強(セパレートタイプ)

長火鉢から炉がはずせるセパレートタイプの補強

長火鉢灰なし.jpg







この長火鉢は炉がはずせるタイプです。
炉がしっかりしていて、コゲあとなどがなく、耐火・断熱性の問題がなければそのまま使用できます。耐火・断熱性が気になるようでしたら、石膏ボードや珪藻土板を敷いてください。

炉に強度がなかったり、銅板の腐食が激しければ炉を新しく作ります。
できれば炉は木製を避けて、石膏ボードに銅板張り、銅製、鉄製などにしましょう。
ここでは鉄製の炉を紹介いたします。長火鉢鉄炉1.jpg長火鉢鉄炉2.jpg








これは鉄製の長火鉢の炉です。
炉内寸 34cm×48cm、深さ15cm、周囲の耳は幅12mm、
1.2mm厚の鉄板に耐熱塗装をしています。
この程度の大きさなら厚みは1〜1.2mmで十分です。
鉄製なら銅のような変色がないので美しく使いやすいです。
また、湿気があるわけでもないのでステンレスを使う必要もありません。ステンレスは高価で塗装の付着も悪いので長火鉢には必要ないと思います。


長火鉢 炉と縁1.jpg長火鉢 炉と縁2.jpg







左:長火鉢の炉は押さえ縁より各辺で1mmほど大きく作ります。
右:小さくすると段差に灰がたまってしまいます。



長火鉢角材.jpg長火鉢炉入.jpg







長火鉢の底に断熱のための空間を作ります。
炉の深さは15cmもあれば十分ですから、なるべく炉の下に空間を作ってください。
炉の底を支える角材で炉の高さを合わせます。
この長火鉢の場合は、35mmの角材2本で、70mmの空間となっています。
炉は火鉢内寸より2〜3mmほど小さく、ぎりぎりのサイズで作ります。


長火鉢押え縁.jpg







押さえ縁が火鉢上面から1cmほど飛び出す程度に、高さを合わせます。



長火鉢灰なし正面.jpg長火鉢 灰五徳.jpg







やはり関東長火鉢は「粋」ですね。粋を求める旦那の火鉢です。
灰で汚れるのが難点ですが、長火鉢には黒い炉が似合います。


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