2005年06月19日

備長炭(白炭の一種)と黒炭の燃焼


備長炭(白炭の一種)と黒炭の燃焼には大きな違いがあります。
どちらにも長所、短所がありますので、各々の特性を知って、使い分けましょう。


Youtube 動画 → 備長炭と黒炭 燃焼の違い




◆備長炭(白炭の一種)の燃焼---------------------------------------------------------------

備長炭は一気に赤くなります
白炭燃焼 おたく白炭燃焼 長もの白炭燃焼 火鉢







紀州備長炭の燃焼です(送風中) 着火から間もなく全体が赤く燃焼します

着火しはじめるまで時間がかかりますが、赤くなり始めると意外に早いです。
備長炭は炭素密度が高いため熱伝導率も高く、着火後すぐに炭全体が燃焼し、多くの赤外線を放ちます。
そのため少量でも非常に暖かく、赤外線量が多いため焼き物に向いています。
また、樹脂成分がほとんど残留していないためほぼ無臭で、室内使用に向いています。
生産には大変な技術と労力がかかり、産地も限定されていて高価です。
紀州備長炭は世界一高価な炭と言われています。

紀州備長炭の販売(紀州備長炭本舗)はこちら
何故、料理人は備長炭を使うのか?はこちら




◆黒炭の燃焼--------------------------------------------------------------------------

線香のようにゆっくり燃え広がります
黒炭燃焼 火花黒炭燃焼 炎黒炭燃焼 火鉢







楢(ナラ)の黒炭です(送風中) 黒炭は一部から燃焼します

黒炭は線香のように一部から少しずつ燃焼をはじめます。
焼き物をする場合は、炭火全体が着火して灰をかぶるまで待ちましょう。
湯沸しや煮炊き物には、黒炭の対流熱(炎)を利用できます。
火鉢の鉄瓶で湯を沸かしたり、囲炉裏で鍋物をしたり、黒炭の対流熱(炎)を活かした使い方をしましょう。
上質な国産の黒炭は煙がなく、臭気も少ないので室内でも使えます。
ただ、いくら上質でも黒炭はある程度の臭気があります。


黒炭燃焼 灰かぶり
全体が白くなればとてもよい火です






黒炭は白炭のように全体が赤く燃焼するには時間がかかります。
炭火料理に使う場合は、このように灰をかぶるまで、十分に燃焼させてから使うと、炎がなく赤外線の多い使いやすい炭火になります。




◆ 竹 炭
竹の黒炭も美しく燃焼します。
竹炭の燃焼
無駄なく、短時間使用に向いています






竹炭は燃料としてあまり使われず、ほとんど販売されていませんが、着火しやすく火力があり炭火料理に適しています。
燃焼は短時間ですが、短時間の焼き物の場合、燃料の無駄もなくかえって便利なこともあります。
竹炭はその形状と燃焼時の赤と黒の対比がとても美しく、日本的で和の空間に似合います。
高級旅館での卓上の炭火料理など、もっともっと使われるべきです。竹は再生が早く、環境破壊にもならないと思います。




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